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役割を求め過ぎると人は自滅する。基本的には居るだけでいい。

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ラジオ版学問ノススメというラジオを聞き、感化させられたのでつらつら。

ゲストは高橋源一郎さん&辻信一さん。作家と文化人類学者。

弱さの思想: たそがれを抱きしめるという書籍(共著)を出版されたということで、
「弱さ」について非常に勉強になるお話をされていました。

「弱さ」の持つ力や、
いわゆる社会的弱者(障害者など)
と共にあるコミュニティの在り方など。

弱い人の「コミュニティにおける役割」について、

「スルの前にイル」がある。

というお話が非常に印象的でした。

自分なりに腹に落としたものを以下に書きました。

変化のはやい昨今、効率・スピードが求められる時代です。
しかし、あらゆるものにそれを適応させようとすると自滅してしまいます。

例えば家庭において。
家庭において、
支出を減らし、収入を増やすことが
家庭にとって良いこと、幸せになれる条件としましょう。

以下の構成の3世帯家族があったとします。
おじいちゃんおばあちゃん(年金受給者)
お父さんお母さん(二人とも会社員)
子供がひとり(高校3年生)。

ここでお父さんの収入<お母さんだと仮定します。
お父さんが年収150万、お母さんが800万。

お金の面で見ると、
お母さんが一家を支えているわけです。
おじいちゃんおばあちゃんは年金受給者。収入はありません。

こうしてみると、家庭に最も貢献しているのはお母さん。
お父さんは自分の分くらいしか稼いでいません。
おじいちゃんおばあちゃんも貢献度ゼロ。
子供はまぁおいておきましょう。

ここからは、ぼくの妄想ストーリーです。

お父さんは繊細な性格で責任感が強い。
そんなお父さんの心理はこうです。

「こんな年収じゃ、自分の分しか賄えていないじゃないか。
せめて家の改修とかできれば、みんな喜ぶだろうか、
あっそれと節約。節約術を身につければ
一家の支出をだいぶ減らせるのでは。なにかしなければ。」

お父さんは仕事の傍ら、日曜大工をし始めます。休日には税金の勉強をするようになりました。
そんなお父さんは休む暇なく家庭のためにと奮闘します。家族のみんなは心配しています。

「みんなのためなんだ」とお父さんは頑張り続けます。

結果、お父さんは体を壊し、入院することになってしまいました。

家庭における「役割」を求めすぎたせいで、体を壊してしまいました。

これは不幸な事態です。家族みんな、悲しむでしょう。

コミュニティにおいて人は、基本的には居るだけでいいんです。
まず、居ることが大事。そこから「なにかする?」っていうのが始まる。

そうでないと、何もできない人は存在する意味が無いことになる。

まずは居るだけでいいんです。

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