編んでる人

はじめまして、佐藤英太(さとうえいた)と申します。

新潟県出身です。いろいろな場所を転々として暮らしていましたが、現在は新潟県に落ち着いています。

住んだことがあるのは、石川県(金沢)、岐阜県(高山市)、長野県(松本市)、高知県(高知市)、フィリピン(セブ島)、沖縄県(宮古島)で、フィリピンの在住は1年強くらいです。

大学を卒業したあとは木工職人を目指していましたが、半年ほどで挫折して、その後はWebライターとして活動を始め、編集者として仕事をしたり、近ごろはWebサイトの改善コンサルティング(集客)の仕事を依頼してもらったりしています。

保有資格

・応用情報技術者
・日商簿記2級

仕事歴

けっこう異色な経歴なので「こんなお仕事を経験してきました」という紹介をします。

ゲストハウススタッフとして

長野県松本市で4ヶ月、高知県高知市で3ヶ月、ゲストハウススタッフをしていた経験があります。旅が好きです。日常会話レベルの英語ができます。

ライターとして

2014年からWebライターとして活動を始めました。これまでに執筆したジャンルは、ライフスタイル、旅、語学留学、暮らし(セブ島)、ビジネス(BtoB営業)。

▼—掲載実績—▼

編集者として

フィルポータルという、フィリピンのポータルサイト運営では立ち上げ初期から関わり、編集者としても仕事をしていました(2015年〜2016年)。
担当業務は原稿の執筆依頼・編集・進行管理です(自身が執筆することもあり)。

2018年は、BtoB系のオウンドメディア運営の編集業務(企画・編集・入稿)に携わっています。

編集指導員として(コーチング業務)

イシス編集学校イシス編集学校 守コース38期 師範代

イシス編集学校はオンライン上で編集術を学ぶ学校です。
ここでいう編集術はWeb記事や書籍、雑誌等の編集ではなく「情報編集」を学びます。

もう少しわかりやすくいえば、自分自身が無意識に使っている「思考の型」「モノゴトに対する見方」に気づき、自由な思考力・発想力を身につけられるような学校です。

Web上に開講される教室に10名の生徒が集い、届けられるお題に回答し、「師範代」と呼ばれる先生から届けられる「指南」を通じて編集術を身に着けていきます(期間は約4ヶ月)。

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これは説明が非常に難しいのですが「編集術を直に教える」のではなく、お題に回答すること、また師範代からの指南を受けることを通して編集術を学んでいくという仕組みになっています。

その中で師範代は何をするのかというと、講座修了まで生徒を導くこと、その過程で自身の思考のクセ、編集の楽しさや可能性に気づいてもらうこと、ひいては日常に潜む編集の「型」の発見を楽しんでもらえるようになること。

コーチングによって生徒の変化を促す、いわば触媒のような役割を求められます。

ですから、いつ、どんな言葉を、どのような順番で届けるべきか、といったことを問われます。
したがってひとりひとりに届ける言葉は変化します。

回答が届かない日は「言葉のかけ方に誤りがあったのではないか」と悩みますし、10名の思考プロセスに分け入りながら適切な言葉を届けていくにはスピードが必要です。

参加する生徒はさまざまです。
年齢は10代前半(中学生)から60〜70代まで、職業は主婦から経営者、美容師、大工さんと、ライティングや編集に関わる人だけではありません。

年齢はぼくよりも上、実社会での活躍も、実力も数段上の方々への指南は、むしろ学ぶことの方が非常に多かったです(ぼくの担当教室は8名、導くことができたのは5名でした)。

この仕事を通して、役割やプレッシャーを引受けつつも前に進んでいく力がついたと思っています。

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帝京大学ナビゲーター

帝京大学とイシス編集学校が共同で実施しているオンライン講座「情報編集力養成・読書術コース」にて講師を担当しました。

大学1年生に、読書を通して、要約したり、連想したり、伝えたりといった情報編集力のコツを学んでもらうプロジェクトです。

開講期間は約1ヶ月、1教室あたり7名で、2教室を担当しました。

こちらは「メクリ」というWebアプリを通して(スマホ利用可)読書術を学びます。

生徒は大学内の図書館から本を選び、アプリから提示されるお題に回答、ナビゲーターがコメントを返し、選んだ本に対する理解を深めながら読書術を学んでいくというコースです。

本そのもの、読書そのものについて考察する機会は、幼稚園や保育園小・中学高校・大学を通して意外と少ないですよね(むしろ無い気がします)。

たくさんの本に触れられる大学生活の、スタート時点にその機会を提供することが狙いでもあります。

生徒の回答ペースは人によってマチマチで、一気にたくさんの回答が届いたときはスピード感をもって返していくことが大変でした。

読書に習熟していくようすが垣間見れたり、本が手元になくとも、生徒の回答を通して本を読んでいるかのような感覚を得られたりしました。

コンサルティング業務

Webサイト上の文章や情報の提示方法を改善し、集客やお問い合わせ・資料請求の数をアップさせる依頼もいただいております。

実績としてはBtoB系のWebサイトにて、営業支援ツールの紹介文を改善し、資料請求の数が1.7倍になった事例があります。

ターゲット像の分析・情報の開示(or伏せ)の取捨選択・ライティングといった業務に評価をいただけております。

趣味・娯楽

ちかごろの趣味は、読書・旅・珈琲です。

読書は仕事柄、ライティング・編集・マーケティング関連の書籍を読むことが多いと思います。

その他は経済、思想、エッセイ、雑誌、小説、プログラミングの本(技術書?)、興味のある分野の本はとりあえずなんでも。

「この世界はどのような仕組みで動いているのか」ということに関心があるので、「未知の世界に触れる喜びを味わうことが趣味」といってもいいかもしれません。

旅をするのは日本が多く(海外はフィリピンだけ)、京都・奈良、長野県の松本市は日本的な雰囲気が感じられてけっこう好きです。

読書も旅も根っこでは同じなのかもしれません。
でも近ごろの、コンテンツのための旅、稼ぐためのクリエイティブ、のような風潮には悲しみを覚えています。

旅のための旅、クリエイティブのためのクリエイティブ、趣味や娯楽を純粋に楽しむことを忘れないように暮らしていきたいです。

珈琲は豆を買って、ハンディ・ミルでガリガリと挽いて、朝晩に飲むのが日課です。

障害・既往歴

この項目は掲載するかどうか少し迷いましたが、得意なこと・不得意なことの両面でつながれたらいいなと思い、掲載することにしました。

ぼくの身体や脳には以下の特徴があります。

  • 発達障害(グレーゾーン)
  • 口唇口蓋裂(とそれに伴う言語障害)
  • 感音性難聴
  • うつ(サインバルタ服用中、ほぼ完治?)

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2017年の冬頃に気づいたのが、発達障害のグレーゾーンです。
高校・大学生時代は「空気を読め」とよく言われていましたが、認知の仕組みやコミュニケーション技法を勉強し、徐々に改善していきました。

その場に発せられた言葉群を観察して文脈の詳細を見るようにしているので、悩んだことがない場合よりも却って敏感になっていると思います。

心療内科の先生の診断やWAIS-Ⅲという検査結果から推測すると

  • 言語障害に対するコンプレックスによるPTSD
  • 人間関係を構築できないことによる二次障害(うつ)
  • 発達障害(グレーゾーン)によるちょっとした適応のしにくさ

これらが絡み合って生きづらさが生じているように感じています。

聞き取りにやや難があり、口頭でのやりとりや電話を用いたコミュニケーションが人より苦手です(複数人でのミーティングは不得意)。

また刺激に過敏なためか、人が多く集まった空間では、話し声や挙動(立ち上がる・歩くなど)、空調の音などの雑音によって気が散りやすく、作業が思うように進みません。

「気の持ちようでなんとかなる」と言われたこともあり、そうかもしれないと思って過ごしていたこともあります。

しかし7キロ痩せて39度くらいの高熱がでたり難聴が悪化したりしたので「これは気持ちだけでは難しいぞ」と環境選びを重視するようになりました。

自分に合った仕事環境を求めた結果、在宅フリーランスとしてお仕事をするようになりました。
お仕事は基本的にチャットでのやりとり、ミーティングはオンラインで行っています。

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正直にいえば発達障害という括りはどうでもいいのですが、得意・不得意を説明する方便だったり、つながりを生むキッカケになったりすると思い用いています。

長々としたプロフィール、最後までお読みいただいてありがとうございます。
何卒よろしくおねがいします。

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