フリーランス1年目、単価交渉に失敗したときのハナシと現在の対策

「駆け出しの身分で単価交渉をしてもよいのだろうか…」
「もし仕事が無くなったら…」
「メールを送るだけでも緊張する」

ぼく自身の、フリーランス(Webライター)1年目の悩みです。
常にこんなことを考えていました。

この記事では、単価交渉における失敗談とその対策を紹介します。

クライアントから新たな仕事を紹介してもらう

継続的に仕事を発注してくださってるクライアントから、別会社のかかえる案件を紹介してもらいました。

内容はたしか1記事5000文字で1万円というもの(文字単価2円)。
記事企画はクライアント、調査・ライティングをこちらが担当するものでした。

当時は1文字1円での価格でライターをしていたので喜んで引き受けます。
馴染みのない分野+5000文字という文量だったので、最初は10時間以上かかりました(笑)
そしてヘロヘロになりながら、納品。

すると「文章のクオリティも申し分なく、ぜひとも継続発注させていただきたいです」と大変に高評価をいただきました。

そのクライアントからは、たぶん1年くらい発注をいただいていたと思います。

単価の値下げ(仕事量増加)交渉をされ、受け入れてしまう

どれくらい継続発注をもらったころか覚えていないのですが、ある日「現在の価格のまま企画の工程も担当してほしい」というメールをもらいます。

「作業量が増えるため、価格を上げてほしい」とお願いをしたところ
「佐藤さんのおっしゃることも理解できますが、〇〇さん(仕事を紹介してくださった方)も同じ内容で快諾してくださっております」というお返事がきました。

そしてぼくは「〇〇さんも同じ条件なら…」と企画工程の担当も引き受けてしまったのです。
それ以降は同じ価格のまま、記事企画の部分も担当して5000文字のライティングをし、納品する日々を送ります。

いま振り返れば大きな失敗でした。
単価は同じまま、仕事量だけが増えるというなんとも馬鹿らしい仕事の仕方です。

記事の企画はとても大事ですし、読まれるかどうかはそこで決まります。
読者はどんな人なのか、どんな情報を欲しているのか、どんな言葉遣いが適切か、これらのことを考えていくには、それなりの時間がかかります。

そして時間よりもなによりも、想像力・経験値・センス、など目に見えない価値がつくんですよね。

コンテンツマーケティングの骨格ともいえますし、駆け出しとはいえそれをタダにするのは明らかに失敗でした。

単価の交渉って自分と相手の間の問題で、実は他の人がどうとかは関係ないんですよね。
当時はこれに気づかずに「〇〇さんも同じ条件ということは、ぼくもそうしなきゃダメなのか…まぁ仕方ないか…」という風に受け入れてしまいました。

単価の値下げ交渉(仕事量増加)への対策

これはもう、キッパリと断ることだと思います。

相手の目的は値下げです。
向こうの作戦は、それっぽい理由を添えて単価を下げることが妥当な風に論じること。
「その理由はおかしいです」と反論するのもアリですが、あえて応じる必要はありません。

「その価格ではできません。この価格なら対応可能です」。伝えることはこれだけでOKです。

「でも発注を断られたらどうしよう…」と思うかもしれません。
が、値下げ交渉を受け入れてしまったら、仕事量は増えるのに、収入は経るという悪循環に陥ります。

そして他の仕事を探す余裕もなくなります。

勇気を出して、値下げ交渉をしてくる相手とは縁を切りましょう。
それでもなんとかなります。

※その後はポータルサイト運営やオウンドメディア運営の編集者として仕事を受注したり、イシス編集学校で編集指導の仕事をしたり。
2018年現在は、オウンドメディア運営の記事企画・編集・進行管理とコンサルティングをしています。

まとめ:断る勇気を持とう。

身も蓋もないかもしれませんが、
「断る勇気」を持つことが最重要ポイントだと思います。

ぼくはどちらかというと、交渉が苦手なタイプです。
しかし交渉から逃げていては足元を見られるだけ。

できないことは「できません」とハッキリと伝え、「この価格なら可能です」と提案するようにしています。

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ABOUTこの記事をかいた人

編集者。メディアづくり・チームづくり・コーチング(編集の)が得意。生きづらさを市場化すべく試行錯誤中。薬を飲むの苦手、手数の多い単純作業苦手、声の大きい人苦手、飲み会苦手。根性叩き直し中。目標はリオネル・滅私。