シューティングとヨーガとブッダと瞑想と

どーも、えーたです。久しぶりの更新。
友達とシューティング(バスケ)を200本くらいやったときのお話。朝の、7時半くらいから9時くらいまで。とても気持ちがよかった。

 

クッ と身体を沈め

キュッ と身体を締めて

ピッ とボールを放つ

 

すると、よく入る。100本を超えたあたりから、入る前から、入ることがわかるシュートが数本あった。足のうらでしっかりと自信の体重を感じ、ひざと腰をキュッと締める。エネルギーが足先から指先へ移動して、それをゴールに向かって解き放つ感じ。

 

イメージ的には、自分の両脇に壁があって、やや窮屈な姿勢で打つとよく入る。身体の中に1本の芯があって、それを垂直にしたまま上下運動をするような。やっぱりシューティングの練習は楽しいものだ。日本にも、道ばたにバスケットゴールがあったらいいのに、と思う。

 

ところでヨーガは身体感覚をかなり意識するのだが、シューティングはそれを鋭くさせるような感覚があった。

ヨーガをするときは呼吸を強く意識する。空気が鼻の、左の穴から入っているのか、右から入っているのか。横隔膜を上下させて、どこまで深く息が入るのか。そういえばヨーガは、瞑想をするための準備運動にあたる、という話を聞いたことがある。

 

瞑想を何時間もやろうとすると、身体が痛くなってくる。京都で瞑想の訓練をやったことがある知人が言っていた。すると痛みの方に意識が行くために深い瞑想に入れない。深い瞑想をするためには、それなりの身体づくりが必要なのだそうだ。

 

瞑想と言えば、ブッダを思い出す。ブッダは菩提樹の下で二十一日間、瞑想をして悟りをひらいた。また「一切皆苦」「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」ということをいっている。(参照:「17歳のための世界と日本の見方」)。

 

そんなことを考えながらが練習をしていたら、あっというまに200本のシューティングが終わっていた。シュートが入ったときの「パツッ」という音が好きなのだが、あれを鳴らすにはリングに当たらずに入れる必要がある。いいリズムに乗ってくると、パツッという音が何度も聞ける。キュッと締めてパッと放つ。0コンマ数秒の緊張と緩和、といった感じだ。身体感覚への意識が鋭くなっていく。

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編集者。メディアづくり・チームづくり・コーチング(編集の)が得意。生きづらさを市場化すべく試行錯誤中。薬を飲むの苦手、手数の多い単純作業苦手、声の大きい人苦手、飲み会苦手。根性叩き直し中。目標はリオネル・滅私。