人見知りを克服するために、一人旅をして学んだこと。

はじめまして。
緊張していますか?

いやいくら人見知りでも、
知らない人の文章を読むのは緊張しませんよね(笑)

あなたが人見知りを克服したいと思った動機はなんでしょうか。
ぼくの場合は学生時代に「人見知りなんかしていては将来的に生きていけない」と思ったことです。

就職活動を控えて将来のことを想像しているうちに、人見知りなんかしている場合ではないと思い始めました。このコラムでは、人見知りを克服した体験から学んだことを共有したいと思います。

人見知りは思い込みの可能性がある

いまでは特に人見知りはしないんですが、過去を振り返ってみて思うのは「自分は人見知りだ」と思い込んでいたなあということ。

人のことは好きなんですよね。
好きであるが故に緊張してしまっていたのかなと推測しています。

「私は人見知りである」というのは、実は思い込み(かもしれない)。こう思うことで気持ちが少し楽になると思います。

人見知り克服の一人旅

「人見知りを克服したい!」という方におすすめしたいのが、一人旅です。
というのも知らない土地を旅すると、多くの人と交流する機会に恵まれるからです。

宿の場所を尋ねたり、バス乗り場を尋ねたり、ローカル列車の整理券の切り方を教えてもらったり、地域の方に助けてもらいながら旅が進行します。

さらには出会って別れてを繰り返すため、移動する度に人間関係がリセットされます。

緊張して話しかけることができなかった、会話が上手くいかなかった、のような失敗をしても「よし次にいこう」と思えるのです。

ゲストハウスに宿泊しよう

宿泊先としておすすめしたいのが「ゲストハウス」。

ゲストハウスは一言でいえば旅人向けの安宿。
相部屋で寝泊まりすることが基本でトイレやシャワーも共用です。
海外の人もたくさん泊まっていますから、国際交流もできますよ。

またほとんどの宿に旅人同士が交流できるリビングルームがあり、初対面の人と話すにはうってつけ。宿泊代も1泊あたり2,500円~4,000円前後とお財布に優しいです。

向こうから話しかけてくれることもありますが、ぼくはなるべく自分から話しかけるようにしていました(話しかけるトレーニングのため)。

緊張は“開き直り”で緩和

初対面の方に自分から話しかけるのは、最初はとっても緊張しました。

もともと声が小さいので

「もしも聞こえなかったから」
「聞こえるように意識し過ぎて逆に突然大きな声がでたら」
「噛んだら恥ずかしい」

などと心配ごとばかりが浮かんできて、話しかける前から心がくたびれるんですね(笑)

そこで思いついたのが「どうせもう一生会わない。いくらでも恥かいて大丈夫」と開きなおること。話しかけるまえに、心の中で「大丈夫もう一生会わない、ダイジョウブダイジョウブ、オッケオッケー、なんの問題もない」

と唱えて心を落ち着けていました。
すると不思議なことにスラスラと話せるんですよね。

「どちらから旅されてきたんですか」みたいな無難な質問をして、あとは

・その日にいった観光地や食べたもの
・今後の旅の予定
・これまで旅したなかでは面白かった土地

などを話題にしている間に30分や1時間くらいは平気で経過しています。

「なんだ、けっこう適当でも会話できるじゃん」と思ったのを覚えています。自分は人見知りだと思い込んでいたことに気づけたのもこのときです。

まとめ

人生で初めての一人旅。

知らない土地を歩き回ること、初めて会う人々との交流は緊張でいっぱいでしたが、とても刺激的で楽しかったことを覚えています(日本一周中の人や海外を何十カ国も旅している方とかがザラにいるんです)。

人見知り克服(荒療治)に関しては、次の2つがポイントかなと思います。

・人見知りは思い込みかもしれない
・「どうせもう一会わない」と開き直る

さあ、人見知り克服の旅にでましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

編集者。メディアづくり・チームづくり・コーチング(編集の)が得意。生きづらさを市場化すべく試行錯誤中。薬を飲むの苦手、手数の多い単純作業苦手、声の大きい人苦手、飲み会苦手。根性叩き直し中。目標はリオネル・滅私。