Home / 学んだこと / 「弱さの強さ」を「強さの弱さ」に接続する

「弱さの強さ」を「強さの弱さ」に接続する

Pocket
LINEで送る

こんにちは。エーサです。

ひとりでは到底できそうもない構想が浮かんできたので書き留めておくことにしました。

テーマは「弱さ」です。

 

”弱さ”は強さの欠如ではない

 

弱さは強さの欠如ではない。

松岡正剛著『フラジャイル 弱さからの出発 (ちくま学芸文庫)』という本に、こうありました。

ぼくはこの一節を受けました。

弱いことは、強さを持たないことだと思っていたからです。
たいがいの人はそういう認識ではないでしょうか。

でも、どうやらそうではないらしいのです。

 

”強さ”も弱さを持っている

 

『フラジャイル』の著者の体験では、少し遠くの方から刺激的な踊りをするダンサーが近づいてくると思ったら、身体に障害を持ち歩行が難しい人だったそう。

(詳しくは後ほど本を読み返し追記いたします)

ここで大切なのは、弱さと距離感のふたつ。

ある距離から見れば相当凄腕のダンサーであったのに、違う距離で見ると身体を自由に動かせない人に変わった。

強い人から、弱い人へ。
距離が変わることで、見え方が劇的に変わるのだ。

これは元来が弱い人の例だけれど、その逆も十分にあり得る。

弱い人から、強い人へ。

つまり強い人が、弱い人に見える距離があるということだ。

さてその距離はどれくらいだろう。

 

”弱さ”も強さを持っている

 

『フラジャイル』を読み進めていくと、強さが弱さを持っているらしいことはわかってきた。
このフラジャイルという言葉は、壊れやすいとか、もろいとか、そういった意味がある。

著者の松岡正剛氏は「編集工学」という、“情報をのようす”を大切にするものを提唱している。
編集工学ではまず、全てを“情報”として捉える。

あなたの名前も、出身地も、趣味も、昨日食べたご飯も、思い出の一コマも、全部情報だ。

世間的な学問としては認識されていないけれど、学んでいる身としては、それと同等もしくはそれ以上に深みのある分野だと感じている。

編集工学的には、この弱さを“情報のヴァルネラビリティ”と呼ぶらしい。

そして、情報のヴァルネラビリティは、情報としては弱くとも、存在そのものは非常に強固だ。

 

情報は強い方から弱い方へと流れる

 

編集工学は、情報のようすを非常に大切にする。
その情報はいつ、どこで発生し、どんな風に姿を変え、語られ、どこへ往くのか。

ヴァルネラビリティは、いつ、どこで生まれ、育ち、語られ、どこへ旅立つのか。

編集工学的には、どうやら情報は強い方から弱い方へと流れるのだそう。

ということは一般的には、強い者の持つ情報が、弱い者へと流れ込む。

しかし先ほど書いたように、弱さは強さの欠如ではないし、強さは弱さを必要としていた側面もある。

だから強さのもつ弱さも存在し得るし、弱さのもつ強さも存在し得る。

たいがい劇的なのは、弱さの方だ。

 

仲間を募集しています

 

ぼくは、松岡正剛著『フラジャイル 弱さからの出発 (ちくま学芸文庫)』という本を参考に弱さの基礎研究をしています
(というか始めました)。

また、その研究成果を文字や図、音楽、アニメーションだけでなく、アクセサリーや服飾などのプロダクト、はたまた芸術の領域まで昇華させようと目論んでいます。

この一連のプロセスを仮に

「弱さの強さ」を「強さの弱さ」に接続する

と銘うちました。

第一弾としては、耳の形をしたアクセサリーを制作しました。

エーサ屋

自分ひとりでは、心許ないです。

手も足も頭も足りません。

弱さの基礎研究、弱さをキャッチできるセンサーを持つ方、制作に強い方たちと一緒に、「弱さの強さ」を「強さの弱さ」に接続する実験をしていきたいです。

ピンと来た方がいらっしゃいましたら、下記までご連絡くださいませ。
メールは見落とす可能性もあるのでfacebookもしくはTwitterのDMへお願いいたします。

facebook : https://www.facebook.com/EitaSatoh?ref=bookmarks
Twitter : https://twitter.com/awayukiryokan

Pocket
LINEで送る

About miyadeek

Check Also

外部ライターに伝わりやすい修正依頼の書き方

こんにちは。エーサです。 社内 …

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA