こんにちは。エーサです。
社内の人材だけでは人手が足らず、コンテンツ制作を外部のライターに依頼しているみなさま。
「修正依頼をしたけれど、思った通りに直ってない…!」
なんて経験、けっこうあるのではないでしょうか。
この問題の原因は、ライター側と発注者側との、心理の違いにあります。
受注側と発注側の両方を経験して初めてわかりました。
原因を解説すると共に、修正依頼文の書き方のコツをお伝えします。
(その前にぼくの経歴が気になる方は編んでる人をどうぞ)
発注者側の心理とライターの心理
発注者としては、読者の目はもちろん、上司の目、株主の目、競合他社の目、いろいろ加味した上で、イメージ通りの原稿が欲しいですよね。
しかしライターが気にするのは読者の目線のみ。
いかに読者に情報を伝えるかを考えて文章を書きます。
ここが食い違ったときに、修正ポイントが発生します。
例えば何らかのサービス比較記事を書いたときに、うっかり競合他社の方がよく見える書き方をしてしまったり。
修正依頼文を書くときに気をつけるポイント
ではお待ちかね、修正依頼のポイント。3ステップに分かれます。
- ライターの心理を推理する
- よいところを見つけて、褒める
- 修正依頼を書く
ライターの心理を推理する
修正して欲しい項目があった場合「なぜこうなったのか?」をいちど考えます。
その推理はメモに残しておきます。
よいところを見つけて褒める
修正依頼をする箇所の他で、ライターの工夫が見られる部分を見つけて褒めます。
例 … スラスラと読める文章ですね。気づいたら読み終わってました。
このときに注意したいのが、褒める際に理由を添えること。
理由がないと、納得感がいまひとつになり、修正指示を受け止める姿勢がブレるためです。
「ライターの心理を推理する」「よいところを見つけて褒める」の二つは、ライター側が修正指示を読むカマエをつくるための工夫です。
修正依頼を書く
ここまで来て、修正依頼を伝えます。
いきなり修正依頼を伝えるとライター側は、担当者が原稿をちゃんと読んでくれたのか不安になります。
修正依頼文サンプル
〇〇さま
××××(挨拶)
原稿を拝読いたしました。
とても熱量のこもった原稿で、読んでいて興奮しました。
特に〇〇の部分が△△でしたね。とはいえ熱すぎるとと読者も疲れてしまうため、「!」マークの使用は1段落に1〜3回程度でお願いいたします。
熱い文章を書いてると、勢いが止まらなくなっちゃいますよね。
↑推理のメモを加えて共感する(太字)ではまたの修正原稿をお待ちしております。
以上、外部ライターに伝わりやすい修正依頼の書き方でした。
質の高い原稿がスムーズに作られていくことを願っています。