ラオス・ルアンパバーンで観光ビザを延長する方法

ラオス・ルアンパバーンに滞在すること約3週間、居心地がいいからもう少し滞在を伸ばしたい!

ということで、ビザの延長を試みました。ノービザで入国している場合は延長出来ませんが、アライバルビザを取得して入国している場合は延長(2回、日数は最大で60日間)が可能です。

詳しい情報は駐日ラオス大使館や外務省の海外安全ホームページに記載されています(若干読みづらいです)。

駐日ラオス大使館
外務省 海外安全ホームページ

イミグレーションの場所と開館時間・行き方

場所はGoogle Mapsで「イミグレーション」と検索すると簡単に探せます。

◯開館時間
8:00〜11:30
14:00〜16:00

滞在場所にもよりますが、ルアンパバーン中心街から徒歩で1時間弱が目安です。暑い日が多いため、日傘を用意するかバイクをレンタルしていくと良いかと思います。ぼくはバイクを借りました。料金は150,000キープ/日(日本円では約1,000円)でした。申込日と翌日の2日間必要なので、合計は300,000キープ(日本円では約2,000円)です。

バイクで向かう際は出発前に給油を!

バイクで向かう場合、ひとつだけ注意点があります。バイクはレンタル開始時にあまりガソリンが入っていないため、出発前に給油する必要があります。

返却時に満タンにする義務もなかったので、必要ぶんだけ給油しました。ガソリンスタンドへいき、金額を伝えると給油をしてくれます。遠くへいく場合は「フルでお願いします」と言うと満タンに給油してくれた後に金額を教えてくれます。

一方通行の道路に注意!

Google Maps の指示に従って運転をしていたら、途中でケーサツに捕まりました。緩く大きなカーブを曲がったあとあたりの道路脇にケーサツと思しき格好の男性数人が屯しており、そのうちの2人に手招きで誘導されました。

道路脇には簡易テント、また椅子とテーブルがあり、受付のような設えがありました。どうやら侵入禁止の道路を逆走してしまったようで、受付に座るように誘導され、手招きした方とは別のケーサツ官2名に国籍や滞在場所など何点か質問をされました。

罰金100,000キープ

質問に答えていくと「あなたは違反をしました。ケーサツ署へいって、バイクを預からなければなりません。そして罰金100,000キープ(日本円では約700円)を支払って、バイクを取り戻してください」と言われました。

急いでいたので「それは困る、いまここで罰金を払ってもいいですか」と尋ねると「それでも良い」と言われました。

罰金を支払い、来た道を戻ろうとすると「戻らなくて良い、ここから向こうに右折して出ていけば問題ない」とのこと。お金を払ってしまったあとは関知しないようでした。

ちなみにぼくが質問を受けている間にもうひとり同じように逆走してきた方がいましたが、すぐに事情を察し、お金を受付に置いて再出発していきました。賢いですね。

イミグレーションセンターへ到着

話題が逸れてしまいました。イミグレーションへ行くには、途中で舗装のない道を通る必要があります。本当にここでいいのか?と思うかもしれませんが、合ってます。


外観です。左右に二つの建物があり、向かって左側がイミグレーションセンターです。右側はポリスオフィスと書かれていたので警察署だと思います。罰金を払おうが払うまいが、この施設にはたどり着いていたと思うと笑えます。でも違反者として到着するのは気まずいので払って正解でした。

ビザ延長の申し込み手続き

左の建物に入って少し進むと、「ビザエクステンション」と書かれた扉が左手にあります。ドアを開けるとすぐそこに受付があるので、パスポートを提示して延長したい旨を伝えます。ちなみにノービザで入国した場合は延長不可です。

スタッフに書類を渡されるので、そちらを記入し、パスポートと写真を添えて提出します。たまたま写真の予備があったので困りませんでしたが、写真をセンター内で撮影できるか否かはわかりません。街中にある写真館のようなお店でプリントアウトしてもらうなど、自分で用意する必要があるかもしれません。

あとは費用を支払いレシートを受け取って申し込みは完了です。15時半ころに提出したところ、翌日15時にパスポートを受け取りに来てくださいと言われました。費用は650,000キープ(日本円では約4,300円)。レシートはパスポートの受け取り時に必要なので必ず保管しましょう。

所要時間は書類の記入も含めて10〜15分程度。人が5人も居なかったので、待ち時間もほとんど無しでした。

ビザの受け取り

受取手続きは非常に簡単で、レシートを提出して受け取るだけでした。

指定された時間にイミグレーションセンターを再訪し、受付まで「昨日に申し込みをしたビザ延長の受け取りに来ました」と伝えつつレシートを提出しました。

番号か何かを照合したあとで、パスポートに書かれた延長後の滞在期限を示してくれます。間違いのないことを確認し、パスポートを受け取ったら手続きは完了です。待ち時間はゼロで(ぼくの前に一人だけいましたがちょうど受け取り終えたところでした)、1分ほどで終わりました。

まとめ

Google Mapsの指示に従うことにより一方通行の道に入ってしまったこと以外は問題なく進みました。パスポート・証明写真・現金の3点セットを忘れずに用意していれば大丈夫でした。

それでは、よい旅を。

ABOUTこの記事をかいた人

編集者。メディアづくり・チームづくり・コーチング(編集の)が得意。生きづらさを市場化すべく試行錯誤中。薬を飲むの苦手、手数の多い単純作業苦手、声の大きい人苦手、飲み会苦手。根性叩き直し中。目標はリオネル・滅私。