まずはひとつめ、
Career Identity Status(キャリア・アイデンティティの状態:CIS)
を公開します。
これは端的にいうと、自分らしい仕事・働き方をどのくらい関心を持って具体的にイメージできているかを示します。
自分はこんな仕事がしたい、こんな風に働きたい、というイメージがどの程度あるのかということですね。将来像というか、理想的な状態を どれたけ把握しているか、描けているか、頭の中に浮かべているか。
また行動に移しているかということを表す感じですね。
4段階あります。
1 アチーブド
様々な経験を経て迷い考えた末に、自分らしいと思える働き方を決めている、あるいは、その実現に向けて努力しようとしている。
2 ストレート
「子供の頃からなりたいと思っていた」など、いつ間にかあまり迷うことなく、具体的になりたい職業が決まっていた。
3 シーキング
自分らしい職業・職業理いう域、あるいは働き方を見つけようと、現在は積極的に探求することに努めている。
4 オープン
将来の職業的展望については未だ漠然としており、具体的なイメージを持っていない。現状では、目標となる働き方を意欲的に探すつもりはない。
オープン〜シーキングはまだキャリアイメージがぼんやり。ストレートやアチーブドはけっこうハッキリとキャリアイメージが描かれている状態ですね。
診断結果
「アチーブド」でした。
つまり、目標とする仕事の分野や、職業が定まっているとか、ロールモデルが見つかっている状態です。
しかし結果用紙から引用すると
しかし、目標としている働き方には、人によって幾つかの水準があります。例えば、あなたが今思っている働き方を、自分の言葉で表現し他者に伝えることができるでしょうか。イメージはあるけれどもまだ少し具体性に欠けている場合もあるでしょう。このような場合、自分らしい働き方をいかに自己表現してゆくかについて、少しずつでも考えを深めてゆくことが肝要と考えられます。言葉で表現することで、イメージは具体化してゆきます。
ともあります。
こんな仕事をしたい、という自分のイメージは
ライター・編集のような、場所を選ばない仕事
ゲストハウス(箱物)
ヨガインストラクター
こんな感じです。
場所を選ばない仕事をしたいのは、移動の自由を得られるため。ゲストハウスは、ゲストハウスが好きだから。色んなバックグラウンドを持った、色んな年齢の、いろんな国々の人達が、一期一会でつながっていくさまが見ていてとっても楽しいから。つねに刺激があるし、ランダムリーに情報が飛び込んでくるのもいい。
あとは、本来なら費用である居住費を収入に換えられる可能性があるというのも理由のひとつです。移動の自由と相反するような気もするけれど、誰かに任せて旅にでることも可能だし、そうしている人を知っているし、お世話になったゲストハウスのオーナーはぼく一人を置いて旅に出たことが実際にありました。
まー、そこまでの仕組みづくりはモチロンしんどいのでしょうが、自分次第でなんとでもなるんだと思います。
ヨガインストラクターは、単純にヨガが好きというのと、身体作りが収入に、という部分とゲストハウスみたいな小さい空間とと相性がいいよね、という考えから。
この3つを並行して回すようなライフスタイルを描いています(現在は身体を療養しつつイシス編集学校(http://es.isis.ne.jp/)にて師範代の仕事をいただきながら編集術の勉強をしています)。
またこうもありました。
現在は自身の職業的展望について確信している状態にありますが、今後、職場環境やライフステージの変化によって、目標変更を考える時期が訪れるかもしれません。その場合は、過去の決定にあまりとらわれることなく、その時点を起点として再度柔軟にに考える姿勢が大切です。「自分らしさ」は環境変化の中で修正されてゆくものと考えましょう。
つまり、あくまでの「現在の」展望であって、時間の経過とともにそれは変化していくもの、この結果を鵜呑みにしすぎずに変更を加えながらキャリアを考えていきましょう、とういことですね。
自分の現在を、客観的に見られるのは非常に面白いと思いました。この診断通り「在り方」のようなものは自分の中である程度固まっているように思います。
以上、Career Identity Status(キャリア・アイデンティティの状態:CIS)でした。これがわかるだけでも次のステップが見えてきますね。