自分に向いている仕事がわからないのでリクルートのR−CAP for Businessでキャリア診断をしてみた。その5

続いてはよっつめ、
Carrer Direciton(キャリアに対する志向:CD)という指標から。

この指標からは何がわかるのか?

この項目では、キャリアに対する志向を4つに分類して、どのタイプかを判定し「満足できる働き方」がわかります。あくまでも、計測時点でのタイプで今後変わっていく可能性がいくらでもあるという点には注意が必要です。

診断結果

・経営管理志向(48)
・専門志向(70)
・自律志向(80)
・起業家志向(80)

という結果になり「専門・自立・起業家型」という診断になりました。カッコ内の数字は日本人の平均を50とした場合の偏差値で示されています。

数字の絶対値にはあまり意味はなく、自分の中でどの数値が高いのか(低いのか)を相対的に比較し、自分の志向タイプを把握することが大切だそうです。

ざっくり言うと

・専門知識・すきりに秀でていることに価値を置く
→スキルが求められる職場(仕事)を理想とする。

・組織から独立していることを好む
→自分の仕事を自分のペースで、自由に追求することに価値を置く

・自分のオリジナリティを発揮して,何か新しいことを想像すること
自分を成長させること、限界にチャレンジすることを重視する。

どんな働き方をすると満足度が高いのか

専門志向、自律志向、起業家志向の3つを同時に満たす仕事

 →専門知識、スキルを活かした自分の会社を作ること。

組織で働く場合

 →専門知識を活かした社内起業家が向いている

独立・企業した場合の注意点 

 →経営管理志向の低さ
 →自分で作ったビジネスの管理運営業務をやらされれば、退屈で、飽きてしまう。

診断結果の解説文

あなたは、専門志向、自立志向、および起業家志向が、他の志向(経営管理志向)と比較して、高い傾向にあります。

専門志向が強い人の特徴

専門志向が強い人は、いわゆるスペシャリスト志向であり,専門知識、スキルに秀でていることに価値をおきます。

この志向者の第一の関心は、特定の領域での能力であり、能力が発揮できる職場、能力を伸ばしてくれる職場を理想としています。

そのために、組織全般に関わることより、自分が行う仕事そのものに興味は集中しています。また、多くの人は経営全般に関わること、あるいはマネジメントすること自身に関心がありません。

自立志向が強い人の特徴

自立志向が強い人は、組織らか独立していることを好み、自分の仕事を、自分のペースで、自由に追及することに価値を置いています。転職に対して、最も抵抗が少ないタイプとも言えます。

起業家志向が強い人の特徴

起業家志向が強い人は、自分のオリジナリティを発揮して、何か新しいことを想像すること、自分を成長させること、限界にチャレンジすることを重視しています。

何か新しいことを想像するということは、新しいビジネスも含まれているが、新しいシステム、制度、商品を作ること、自分らしいしごとをすることも含まれています。

専門・自立・起業家型の人が満たされる働き方とは

専門志向、自律志向、起業家志向の3つを同時に満たす仕事として、専門知識、スキルを活かした自分の会社を作ることが、まず考えられます。組織内でも、専門知識を活かした社内起業家として活躍することによって、満足すると思われます。

あなたが、現在組織に所属している場合、あるいは、これからどこかの組織に所属していこうと考えている場合、気をつけなければならない点は、その組織が専門的な知識、スキルを求めているかどうかです。

将来的に独立しようと考えたとしても、専門知識、スキルが鍵になるからです。さらに、その組織において、その専門知識、スキルを活かして、自分なりのオリジナリティが発揮できるかどうかです。

次に、独立を含めて、新しいビジネスを無事に立ち上げた後、気をつけなければならない点は、あなたの経営管理志向が低い点です。

多くの企業の場合、新しいビジネスをたちあげてならば、そのビジネスを運営していく責任を同一人物に任せるのが常です。専門・自律・起業家志向の人の場合、管理運営業務に全く興味がない人が多く存在します。

そのような人が自分で作ったビジネスの管理運営業務をやらされれば、退屈で、飽きてしまうことも考えられます。ベンチャー起業を作る場合も同様で、ビジネスを立ち上げた後、安定期に入れば、管理業務が必要になるでしょう。

その場合、どうしても管理業務が嫌な場合は、他の人に任せて、専門的な仕事に専念することによって、フラストレーションはなくなると考えられます。

まとめ

満足する働き方は、独立や起業をするか、組織内で働くかで大きく分けてふたつ。

・独立・起業の場合
専門知識、スキルを活かした自分の会社を作る。

・組織で働く場合
専門知識を活かした社内起業家として仕事をする。

・独立・企業した場合の注意点 
経営管理志向が低いゆえに自分で作ったビジネスの管理運営業務をやらされれば、退屈で、飽きてしまう。

うーん。組織で働くことにそもそも向いてなさそうで、独立や起業をする場合でも管理業務は退屈で飽きるってことは、ごく少数でチームをつくって働くとか、一匹狼的に仕事をいただくとか、そういう働き方をすることが満足度を高めそうだ。

険しい。頑張る。

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編集者。メディアづくり・チームづくり・コーチング(編集の)が得意。生きづらさを市場化すべく試行錯誤中。薬を飲むの苦手、手数の多い単純作業苦手、声の大きい人苦手、飲み会苦手。根性叩き直し中。目標はリオネル・滅私。