放浪系フリーライターのぼくが放浪系である3つの理由

どーも、えーたです。

ぼくのライフスタイルはいわゆる「ノマド」というやつです。現在はフィリピンの語学学校でインターンシップをしているためオフィスに通っています。が、半年後はどこにいるのかわかりません。なんでこんな生活になったのかを綴ってみました。

 

 

お金はないが、実家に引きこもるのは嫌だった。

ぼくは現在フィリピンのセブ島にいますが、それまでは岐阜・長野・新潟・高知と転々としていました。岐阜県ではリゾートバイトをしながらライターインターンをしていました。ライターインターンというのは、Web上のインターン、とイメージするとわかりやすいでしょうか。オフィスへの出勤はなしで、メールなどのオンラインでやりとりをして記事を納めるというものです。インターンからしてノマドっぽいですね。振り返ってみると。

そう、お金がない状態で引きこもらない方法となると「住み込みで働く」という方法をとるしかありませんでした。岐阜県では温泉旅館、長野県ではゲストハウス、新潟は実家(高知県にいくまでの間引きこもりました)、高知県では再びゲストハウスに住み込みで働いていました。岐阜県の滞在は3ヶ月、長野県は4ヶ月、新潟県は2ヶ月、高知県は3ヶ月といった期間住んでいました。うーん、振り返ってみると、ライターやってなくてもノマドライフなような。長野県滞在の後半戦ではライターの仕事が少しずつ増えてきました。

 

 

 

なんかものすごい引き寄せた

ぼくが現在フィリピンにいるのははっきり言って運がよかったからです。高知県のゲストハウスに住み込んでいたら、たまたま語学学校の経営者の方と出会って、わずか30分程度の会話でフィリピンへグググッと引き寄せられるという。「うちの記事書いてくれたら学費と居住費用だすよ」といってもらい「まじでか」となり、2回ほど面接をうけて無事にフィリピン行きが決定しました。そう、はっきりいって運がいいのです。長野県滞在中も、ゲストの方から新米ライターとしてスカウトされ、お仕事をふってもらえるようになりました。

せっかく書くひととして波に乗ってきたので某プロブロガーの方に会いに高知県にいきました。すると、なぜかお仕事がもらえました。そしてその日にはインターンシップでお世話になっている方から別のお仕事を紹介してもらいました。ね、なんかものすごい引き寄せているでしょう。このあとは、力技(ひたすらいっぱい書く)でギリギリ食べられるくらいまで稼げるようになりました。インターンシップ始めてから1年経たずでこんな感じになったのですが、はっきりいって運が良すぎます。現在は、実力がともなうように頑張らないと、といった感覚です。

 

 

 

一応積み重ねたモノもある

さすがに運だけではありません。一応、積み重ねたものもあります。自分で言うのもなんですが「信頼」を積み重ねてきた自負はあります。「顧客目線の仕事」「納期を守る」の2点を継続させてきました。ライターになる前は木工職人を目指していたのですが、日々の仕事についていくのに精一杯で、まったく目線が顧客に向いていませんでした。木工に関しては、それを手に取った人の顔を浮かべながら製品をつくることが求められました(というか自分がそうしたかった。自分の考えるプロフェッショナルはそうだったので)。

製品を予約している人は、まだかまだかと完成を心待ちにしています。製品は、決して安くありません。ぼくが扱っていたのは高級品でした。だから、それなりの精度が求められるし、それを決められた期日までに完成させないといけない。でも、それが全くできず、若干うつっぽくなり、結局はやめてしまいました。目の前のことすらままならない自分が悔しくてたまりませんでした。でも、考えている余裕がない。考えている数秒の間に5,6個加工ができる。考えながら、というか感じながらやるしかない。

とまぁそんなこともあり「顧客目線」「納期を守る」といった2点は今後の課題にしていこうと決めました。で、ライターにおけるそれは何かというとまず「納期を守る」のはそのままです。「顧客目線」というのは「訪れた人が欲しい情報があるのか」「読んだ人がどんな行動を起こすのが理想か」「本当に役立つのか」といったことです。

人は何かを求めて記事にたどり着きます。そこに欲しい情報がある、また、それ+αの情報があり、なんらかの行動につながったらそれはもう最高です。記事を作成している全ての時間がそうか、といわれるとYesとはいえませんが(納期やばいみたいな時もあります)、記事を読むひとのことは常に考えています。納期も守ります。体調崩したりなんだりで遅れてしまうこともありましたが、8割くらいは守ってきた自信はあります。8割って数字がどうなのかはちょっとよくわかりませんが、納期に対する意識は常にあります。そんなの当たり前だ、と言われたらそれまでですが。まだまだライターとしての自分には自信がありませんが、その2点だけは継続させていく心持ちです。

 

 

 

まとめ

お金はないけど引きこもるのが嫌で、プロフェッショナルな意識だけは高く、地味に信頼を積み重ねた結果、ぼくは放浪系フリーライターになりました。いつまで続くのかはまったくわかりません。でも、続くように頑張ります。今後はライター業務含めて3つくらい仕事をしたいです。以上、放浪系フリーライターのぼくが放浪系である理由でした。

ABOUTこの記事をかいた人

編集者。メディアづくり・チームづくり・コーチング(編集の)が得意。生きづらさを市場化すべく試行錯誤中。薬を飲むの苦手、手数の多い単純作業苦手、声の大きい人苦手、飲み会苦手。根性叩き直し中。目標はリオネル・滅私。