どーも、えーたです。
先日「サイレントカフェ」というところに行ってきました。耳の聞こえない方が活躍しているという噂を聞きつけ、難聴をプロデュースしようとしている自分が行かないわけにはいかまいと。
サイレントカフェは東京都三鷹市にあります。松本からは高速バスで新宿、中央線で三鷹駅、そして南口から徒歩15分ほど。
2012年には第7回ロハスデザイン大賞を受賞したそうです。テーマはソーシャルデザイン。

ソーシャルデザインて聞くと何かわかりませんが、要するに社会的な課題(少子高齢化とか)を解決しうるデザインのこと。
デザインは視覚的なものではなくって仕組み的なものですね。コーディネートに近いのかな?
道中はついつい写真を。
ぼくは「これは!」というものを見ると写真にとってしまう癖があります。
こんなところに紅葉が。やはり数mでも上の方が寒いのでしょうか。上の方が赤くなっています。

美しい造形!

到着&ランチ!
入り口の写真、取り忘れてしまいました(テヘペロ)。ブログを書くものとして意識が甘い。
ガラス張りのドア引き、店内に入りました。向かって左手に2人がけのテーブルが4〜5席ほど。右手は大きな5、6人がけのテーブルと、ギャラリースペースがありました。
ランチを食べに来たであろうサラリーマンのお客さんが一名おりました。
店内はもちろんサイレント。BGMは一切なし。奥の厨房では店員がカチャカチャとサラリーマンへの料理を作っているようでした。
店員さんが振り向きぼくに気づきました。
「アレコレ手を振ればいいのかな?」とドキドキして手を振ろうとしたその瞬間。
「イラッシャイマセー」
えええええええええええ???
「1名です」と答えると
「お好きなお席にどうぞ」と。
思い切り聞こえとるやん。サイレントは?
あとでわかったのですが、今日は聞こえの悪い方々(以下、難聴者)はお休みでした。
難聴者が一人で全てやるのはさすがに無理だそうで、基本的に健常者と一緒にお仕事をするそうです。
サイレントカフェで働く方々はほとんど聞こえないレベルで、そうなると社会性、料理等スキルが低い(今まで参加できなかった故)ようです。
なるほどなぁと思いました。聞こえないが故に学ぶ機会そのものが少なくて、スキルなどがない。機会を作り出すっていうのはかなーり重要なことで、それ自体が仕事になりうるとも感じました。
思えば学校とか塾とか訓練校とかはそうですものね。スポーツクラブ、ヨガ教室や英会話教室その他諸々。
ちなみにランチは「醤油麹でつけた鶏肉丼」的なやつを頂きました。優しい味でした。身体に美味しいやつでした。

難聴ピアス構想に高評価を頂きました。
お会計の際に店長さんとお話ししまして、
「え、松本から来たの?わざわざ?」というところから難聴ピアスのお話になりまして。
難聴ピアスについてはコチラ。
まだモノも出来てないのに、ギャラリースペースに置いてもいいよと言ってもらいました。
モノが出来てないのに先に展示場所確保w
サイレントカフェの半分は、コワーキングスペースとしても使えるようです。いろんな人が来て(特にクリエイター)、イロイロを産み出して欲しいそうです。
そこに障害者が加われればまたいいんじゃないかなぁーと。障害者の見てきた世界は、そうでない人たちとは全く違いますからね。
独自性のあるものが生まれる確率はかなーり高いと思います。
以上、サイレントカフェの報告でした!
今度はぜひサイレントな日に言ってみたいです。