感音性難聴の症状とその対策【難聴当事者の記録】

いま、この記事を読んでいる方は、どのようにしてここにたどり着いたでしょうか。感音性難聴だとお医者様に診断された方、友人が感音性難聴を患っている方、さまざまかと思います。

当記事は、筆者が、中程度の感音性難聴者として、特に健常者の方に、感音性難聴の実態を知っていただきたいという思いのもと執筆いたしました。

なぜかというと、友人・知人に感音性難聴のことを伝えても、知っている人は一人もいなかったためです。たぶん、500〜600人には聞いたんじゃないかなぁと、思います。

一方で、突発性難聴は、けっこう知っている方がいらっしゃいました。主にストレスが原因で発症する難聴ですね。当記事で紹介している症状は、それとはまた別ものです。

中程度の感音性難聴の当事者として、一般的に言われている定義や症状と、筆者が生活している上での症状とをまとめました。

興味のある方はぜひお付き合いくださいませ。

 

感音性難聴って?

一言でいうと「音(振動)を電気信号に変えて、脳に伝える機能がうまく働かない」障害です。

難聴には主に、伝音性難聴と感音性難聴とがあるそうです(参考元:2つの視点を持つ人が書いている耳・補聴器ブログ)。

耳が音を言葉にするには、2つの段階があります。

ひとつは、音を振動として耳の奥へ伝える段階。
もうひとつは、振動を電気信号に変換して脳に伝える段階。

伝音性難聴はひとつめの段階で障害が起きるもの。感音性難聴はふたつめの段階に障害が起きるもの、という感じです。

筆者は上記2つのうち、感音性難聴(中程度)を患っています。中学生時代に聴力検査に引っかかるようになり、発覚しました。原因は全くわかりませんが、たぶん遺伝です。祖父も父も難聴なので。

 

聞こえる音・聞こえにくい音

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これは「オージオグラム」という図表で、縦軸に音圧・横軸に周波数をおいて耳の聞こえをあらわしたものです(参考:オージオグラムの見方と検査数値から見る耳の聞こえにくさ)。

グラフの線が下にいくほど聞き取りづらいという風になっています。健康なひとのグラフは0〜25dBあたりで、ほぼ横ばいになります。

筆者の聞こえやすい領域は125〜250Hzで125Hzは男性のいびきの音にあたるそうです。音響系の製品を販売するユニペックス株式会社のPDFには「腹にこたえる低音」との記載がありました。。

筆者はいびきの音がこの世でいちばん嫌いなのですが、よーく聞こえるからなんでしょうね。きっと。



聞こえにくい領域は1000〜4000Hzで、こちらはちょっとわかりやすい例示が見つかりませんでした(4000Hzは蝉の鳴き声と書かれているサイトもありましたが、なんか違う気が…)。

Youtubeかなんかで調べると手軽に聞けます。わりと、高い音です。そして、4000Hzの領域を超えるとまた聞こえるようになるんです。

そのため筆者の場合、単純に「高い音が聞こえない」というわけではないのです。超ぉ〜う高い音は聞こえます。飼い猫の鳴き声とかは普通に聞こえます。だから、両極端なんですね。

他の方はよくわかりませんが、軽度〜中度の感音性難聴がある人は、けっこう聞こえ方にばらつきがあるんじゃないかなぁというのが当事者の感想です。

視力とは違うので、どんな音が聞こえにくいかって、なかなか自分でもわかりづらいんですね。わざわざオージオグラムをお医者さんからもらって周波数帯域特定して「それはどんな音なのか?」なんてブログに書く人間はごく少数ですから笑

同じような症状がある方は、面倒な説明をする手間を省くために筆者のブログをじゃんじゃん使ってください。

 

その他の特徴

他にも自分自身の経験をもとに、特徴をまとめてみました。こっちの方が、よりリアルでイメージしやすい情報かもしれません。

音そのものが聞こえにくいわけではない。

音そのものが聞こえないわけではありません。救急車の音とかはめちゃめちゃ聞こえますし、居酒屋、ライブハウス、ナイトクラブのようなガヤガヤしている場所では耳が痛くなります。

体感としては、会話をする際に「音情報が言語に変換されるまで」になんか、障害が起こっている感じです。音が耳に入ったのに、あれまだ言葉に変換されないぞ、みたいなタイムラグを感じることもしばしばです。

距離が離れると、急激に聞き取りにくくなる

これが最も辛いです。対面で会話するぶんには全く問題ないのですが、1mくらいですかね、ちょっと離れると急激に、ぼやぁっとするんです。

筆者はこれを「音(ことば)の輪郭がぼやける」と言っているのですが、なかなか通じた試しがありません。個人的にはこれがベストの表現なのですが、音の輪郭っていう感覚にどうも馴染みがないみたいで、なかなか通じません。

スピーカーから出る音が聞き取りづらい

これもあまり伝わらないです。スピーカーから出る音と生音の聞き取りやすさが全然違うんです。例えば電車やバスの車内放送。あれ、なかなか聞き取れません。たまにすっごい声が小さい人がいて、なにひとつ聞き取れないこともありました。近頃は自動音声案内が充実したり、電光掲示版に表示されたりとするのでその点は助かっています。

一旦デジタル音声に変換されているせいなのか、巷で使用されているスピーカーのイコライジングが筆者の耳に合ってないのか、スピーカーから発せられた時点で音の輪郭がぼやけている感じです。

音情報を言語に変換する速度が遅い

さっきちょっと書いたやつですね。音が振動として耳に入って、電気信号に変換されて脳に伝わって、さらに言語に変換される。この言語に変換される部分のスピードがどうも、遅い感じがするんです。

友達と会話をしていて聞き取れず「えっ?」と聞き返した0.5秒後に急にパッと言葉が登場することがよくあります。その現象を期待して敢えて聞き返さずに会話をしたとしましょう。

すると「え、いまの間、なに?」と、変な間が発生することになります。会話はリズムが大事ですから、これはマジで大変です。

相手が渾身のボケをかましてきた時にベストなタイミングでつっこめないor聞き返す という、どう転んでも面白くないパターンのやつです。

筆者はこれを「ボケ殺しの耳」と呼んでいます。今までに何百、何千というボケを殺してきました。

英語の子音がめっちゃ聞きづらい

これも、英会話をするときにちょっと面倒です。日本語は子音+ 母音(koとかsuとか)で音が作られているので、一つひとつの音がはっきりしていて聞こえやすいです。ところが英語はtsとかthとかksとか、子音が重なるパターンがわんさかあります。

周波数が高いのかなんだか知りませんが、これがまた聞こえづらいのなんの。TOEICリスニングとか、多分ちょっとだけ不利です。

 

こうしていただくと聞こえやすい

実は感音性難聴って、ただ大きい声で話しても、聞こえやすくなるわけではないのです。音量に対する感度は周波数帯域によって異なるので、大きい声で話されてもうるさいだけの時もあります(お気遣いは大変嬉しいのですが…)。そこで、聞こえやすくなる方法を紹介します。

音の初速を早くする

簡単に言うと「ハキハキ話す」という感じですかね。イメージとしては、息を「ハッ!」と強めに吐きながら声を出している人はとっても聞き取りやすいです。劇団に所属している人とか、歌手の方とか、発声に気を配っている人の声はとても聞き取りやすいです。

呼吸が浅く、口呼吸(まさに筆者がそうなんですが)の人の声は聞き取りづらいです。音の輪郭がぼやっとしていて、音そのものは拾いつつも、言葉としての認識はあまりできません。

近い距離で話す(1m以内)

これが一番簡単な方法ですかね。中程度の感音性難聴であれば、だいたい1m以内の距離なら問題なく聞き取りができます。とっても不思議なのですが、ちょっと距離が離れると、ガクンと聞き取りの精度が下がるんですよねぇ。

正面や後ろより、横の方から話す

正面や後ろから話しかけられるよりも、横からの方が聞き取りやすいです。おそらく、音が耳に対して正面から入ってくるためでしょう。

したがって、1m以内の距離で、横から、ハキハキと話しかけていただけると聞き取りやすくなります。ゆっくり話してくださる方もいらっしゃるのですが、ハキハキとする方が効果は高いです。

番外編:LINEで補う

LINEで補うという方法もあります。どんなに聞き取れなくても、これで一発解決です。友達同士で会話をしていて、あまりにも聞き取れなかった際(まわりの騒音がひどいなど)にはこうしていました。

ボケ殺しをしてしまったときにこうすると、じわじわと、また違った種類の笑いが込みあげてくることもあります。「さっきのタイミングで、こんなボケをかましてきたのか、なるほど。では今後は予測しておいて、聞き取れるようにしておこう」といったボケ殺し対策をとることもできます。

ほんとうに、現代に生まれてよかったなぁ。と思います。

 

感音性難聴ゆえの悩み

なかなか理解してもらえない、というのが悩みですね。というのも、感覚を共有することが難しいから、ですね。例えば視力であれば、高齢者の見えを体験するめがねとか、アイマスクを使えば目が見えない状態は作れますよね。

聴力の場合、特に「音が言葉になりにくい」という状態は、再現のしようがありません。ですから、なかなか症状を伝えることが難しいんですね。

ましてや初対面の人に「はじめまして、難聴持ちの〇〇です」なんて切り出しかたはしにくいですし。しょっぱなから伝えられるといいんですが「そこまでひどくもないしなぁ、大げさに捉えられても嫌だし」と、気持ち的には言いづらいです。

この悩みに関しては、耳の形(結構リアルなやつ)をしたピアスをつけて、会話のキッカケづくりでもしようかなと画策中です。

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エーサ屋というWebショップで販売もしています。

 

終わりに

どうでしょう。感音性難聴の実態、なんとなくイメージしていただけたでしょうか。ひとまずは、感音性難聴というものがあること知っていただければ幸いです。

「感音性難聴なんです」という方に出会った時は、ここに書いてあることを思い出していただけると大変嬉しいです。「あっ知ってる!」なんてことを言ってくれた人に出会ったら、その人のことを好きになるかもしれません。

7 件のコメント

  • すごいあてはまる(特に「音情報を言語に変換する速度が遅い」)。びびりました。自分の生きづらさの2割くらいはこれが関係してるよーな気がします。なんとかならんですかねぇ。

    • コメントありがとうございます。あと先日行ったWAIS検査では、耳から入った情報を保持する力が弱いと言われました。だから聞いた話はすぐにメモするとか(でも、メモっている間に記憶から消えていく)、ちょっとした仕事でもチャットをメインに連絡を取るとか、そんな対策が有効とのことです。耳からではなく、目から情報が入る分には問題なく処理できるので、そういった職場環境を探して身を投じるとか。ぼくはライター・編集・企画の仕事をリモートワーク(自宅)でやっていて、今の仕事はだいぶ働きやすいです。

  • はじめまして。1年ほど前の記事に、突然コメントしましてすみません。
    《感音性難聴》でふらりと検索していたら、こちらに辿り着きました。
    私も同じく若年発症の中等度感音性難聴者です。
    中学でひっかかり〜の経緯や、オージオグラムもそっくりで…!後天性でお若い方にまず出会うことがないので、大変興味深く記事を読ませてもらいました。

    私は逆に耳のことがあったからこそ、医療従事者という道を選んでいます。仕事をする上で不自由に感じることはありますが、理解者が沢山いるということでは恵まれた職場環境じゃないかなーと思っています。

    WAIS検査?というものが初耳でしたので、ちょっと調べてみようと思います。私もやってみたい…!

    感音性難聴を知らない人だけでなく、若年の難聴者の方へも「同じような境遇の人がいるんだ!」と励みになる記事をありがとうございました!

    • コメントありがとうございます。励みになって嬉しいです(書いてよかった!)。
      同じ症状のの人にはなかなか出会わないですよねぇ。ぼくも一度もお会いしたことないです。
      「自分は耳が悪い」という判断をするだけで、詳しく検査したり工夫したりする人が少ないこともあるのかも。
      WAIS検査はまた別物で、知能検査ですね、脳の機能発達のバランスを見る検査といいますか。
      ぼくはそこにもけっこう大きなバラツキがあって、仕事の仕方とか、自分にあった工夫の余地を探し中です。

  • 遅まきのコメント失礼します。「日本語が聞き取れない」というポイントで検索していてたどり着きました。

    私の場合は、診断こそ出ていないものの、発達障害の疑い濃厚(支援機関公認)でして、その影響なのか、なんと言ってるのか聞き取れなかったり、話し相手の言葉と周囲の雑音が混ざったりして、いろいろ困ったことが起こってます。

    「音の輪郭がぼやける」すごくよくわかります。車内放送、館内放送、まともに聞き取れた試しがありません。それどころか、面と向かっての会話も聞き違いや聞き漏らしがひどいです。

    ところが、一般的な健康診断の聴力検査は「正常」なんです。1000Hzも4000Hzも問題なく聞こえます。

    ただ単に「選択的集中」が効かないのかなぁ?なんて思ってたんですが、不思議なことに、英語だったら少々ノイジーでも全く問題なく聞き取って、問題なく理解できるんです。イギリス英語だとなお聞きやすいです。

    日本語になると「◎△$♪×¥●&%#?!」状態で、不明瞭で何と言ったんだかわからないわ、雑音と混ざるわ、何度も聞き返して怒られるわ、聞き取れなかった部分と違うとこの言い換えをされて余計に混乱するわ、散々です。ひどい時には、日本人同士の日本語の会話が韓国語やモンゴル語に聞こえてしまう事もあります。

    「英語ならバッチリ聞き取れる」と言ったものの、発音のせいなのか、おなじ英語でも日本人のだけはぜんぜん聞き取れません。

    ちなみに私は日本語ネイティブで、英語はむしろ第二言語です。

    最近は、都市部だとネイティブによる英語放送もだんだん充実してきてるのでまだ何とかなりますが、田舎だと英語インフラもぜんぜんなくて、目で見た情報だけで的確に動かなきゃいけないので、かなり生きづらいです。

    記事を読んでると、もしかして、日本語に相当する周波数帯が聞き取れないのかなぁ?なんて思ったりもします。

    • コメントありがとうございます。
      目で見た情報だけで動いて生活するのは大変ですよね。

      音の輪郭がぼやける現象、もしかすると発達障害由来かもしれません。
      というのも、ぼくもグレーゾーンというのを近ごろ知りまして(WAIS-Ⅲ検査にて言語理解とその他項目に30以上の開きがありました)。

      日本語と英語の聞き取りやすさの違いはぼくも同様です(ただし無声音は聞きづらい)。いろいろ観察した感じですと、息の量や息を吐く速度によるのかと思っています。

      これは語学留学をしていた際に感じました。発音を矯正をする授業で先生の真似をしていると、顔の筋肉や横隔膜の使い方がけっこう違うんですよね。すると息を一度に吐く量が違うのがわかってきました。

      日本語は一定量を継続的にフーっと、英語は空気の塊を「ボッ、ボッ」と断続的に発射する感覚といいますか。そんな違いを感じました。ですから英語話者の発音が聞き取りやすいのは、発音時に用いる息の量と速度が多いのだと思います。

  • すみません、私もかなりかなり遅まきのコメントなのてすが、『なるほど!!』と思ったのでコメントさせていだきます。
    私は小学生の頃から聞こえが少し悪いことがわかり、耳鼻科も何度か行きましたが治るわけでもなく
    なので会社の健康診断で毎年引っかかってももう気にせずにきたのですが、つい先日なんだか思い立って久しぶりに耳鼻科に行ってきました。
    すると検査してオージオグラムの表は見せてもらったけれどもらえはせず、これまた何となくネットで検索してるとオージオグラムの描く線の形が、検索してよく見かける右下がりでなくどちらかというとV字だったけどこの形の画像ってあんまりないな…と探していたところ、ここにたどり着きました。
    そこの先生は言ってくれなかったんですが、私も高音域は聞こえているようなので「感音性難聴」なのでしょうね。すこし中度よりの軽度かな?
    昔も『感音性難聴』って言われてたのかも知れませんが、あまりにも前のことで記憶してませんでした。
    ちなみに私も1000~4000Hzが聴き取りにくく、先生にそれはどういう音域なのか聞いたら、『人の会話の音域』がその音域なのだそうです。会社の健康診断でもそこは特に一般的に検査される音域なのだとか。
    会話の音域がちょうど聴こえにくいってなんやねん!と思いましたが。(-_-;)
    >「音が言葉になりにくい」 という表現、まさにそうです!
    私は周りには(←周囲にもわかるぐらい、時には聞こえがよくないです。)「音(声)が言葉に翻訳されるのにちょっと時間がかかる」という表現をしていて、どういう音だったかを頭の中で振り返り咀嚼しなおして、話の内容からその音はこの言葉だったんだ、と後から当てはめてわかったりするのですが、普通の聴力の人にはそれって全然わからない感覚なのですね。(涙)

    でも私も、まだ中年程度には若いのに(笑)おばあちゃんみたいな耳の遠さを発揮することがあるけれど、周りに同じく聴こえのよくない友人がいるという人なんかはそういうところもわかってくれたりして、そういう人は本当に貴重でありがたいです。

    普段自分では全く意識していなかったのですが聴こえが中途半端に悪いと、当たり前ですが症状の重い方よりは気遣いもされず微妙に悪い聴こえを鬱陶しがられる時もあるのでやはり日々ストレスはあるらしく、なにか聴こえについて言った相手の何気ない一言で涙が、全く出すつもりもなかったのにほんとに不意に出たりした時が今までで2度ほどありました。

    先日行った耳鼻科の先生が話していたのですが、会議とか特に必要な時だけ補聴器を使う人もいる…ということで、今は自分もそうした方がいいかな、と補聴器も考え中です。

    自分と似た感覚を味わっている人の話を聞くことがあまりないので、つい「そうそう、そうなのよ!」とか思い、思い入れが入りすぎて超長文になってしまいましたすみません!

    同じような感覚の人が、少なくても自分だけじゃないと思うとなんだかすこし安堵感を覚えました。

    突然長々とお邪魔しました!失礼しました!m(_ _)m

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    編集者。メディアづくり・チームづくり・コーチング(編集の)が得意。生きづらさを市場化すべく試行錯誤中。薬を飲むの苦手、手数の多い単純作業苦手、声の大きい人苦手、飲み会苦手。根性叩き直し中。目標はリオネル・滅私。