ひたすらWebサイトから情報を引っ張ってきて記事を書くお仕事から、近頃は「どうやってパイを獲得するか?」を意識して記事を書くお仕事へと変化してきている次第であります。
ライティングのお仕事を1年くらいやって学んだことを、以下に書いておきます。なにか間違っていることなどございましたらこっそりと教えていただけましたら幸いです。
SEOキーワードって?
これはユーザ側から見たら、検索窓に入力された単語や文のことです。みなさん毎日のようにやっていると思います。「月曜日 仕事行きたくない」とか。
マーケティングする側から見たら「需要」みたいなものですね。Google キーワードプランナーというサービスを使うと、ひと月あたりの検索数などを調べることができます。
検索ボリュームはパイの大きさ
Google キーワードプランナーを使って調べられる「月間検索ボリューム」。要は1ヶ月の間に、調べたキーワードが検索されている回数のこと。これは「パイの大きさ」として捉えています。
さっきの例で言うと「月曜日 仕事行きたくない」市場があって、調べてみたらこれの月間検索ボリュームは140。これ単体だとよくわからないので、他のものを見てみましょう。
「仕事に行きたくない」市場の大きさは5400。「月曜日 仕事行きたくない」市場の140と比較すると、かなり大きいですね。仮に客単価を100円と設定した場合、市場規模は、
仕事に行きたくない:月曜日 仕事行きたくない = 540,000円:14,000円
となります。まぁこの例だとキーワードが被っているのであれですが。端的に言えば「仕事に行きたくない」市場を狙ったほうがたくさんの人にアプローチできるわけです。
という具合にぼくは、検索ボリュームはパイの大きさと捉えています。
出口を必ず決めること
さて狙う市場を決めて、いざ記事を書くぜ!という段階になりました。当然その記事は、巡りめぐってお金に姿を変えるわけです。では、どのように変えるのか。
これが、出口を決めることです。対策するキーワードを決めて、読者が記事にたどり着いたとしても、そこから先(読者の懐からお金がでてくるまで)の流れを作らなければ、収入につながりません。
お問い合わせをもらうのか、会員登録をしてもらうのか、アフィリエイトなのか、出口はいろいろ考えられます。どの事業にもビジネスモデルがあり、その中にマーケティング施策がある。SEOキーワードを軸としたWebマーケティングはそれのいち手段です。
Webサイトに訪れてもらい、記事を読んでもらって、その先へつなげる。そこから先は、別分野のひとのお仕事。営業(顧客対応)の方になるのでしょうか。
でもiPhoneとかはもはや営業活動とかいらないレベルだもんね。頭を使ったら、営業すらも要らなくなるのかもしれません。
ちょっと横道に逸れてしまいましたが、出口を決めない施策は売っても意味がないと思っています。
まとめ
これを理解するには「マーケット」という感覚がとっても大事。市場の大きさを丸かなんか、図に書いてみる。「ここの丸の10%くらいを獲得したい」みたいにぶつぶつ言いながら頭の中にイメージをすり込むと、割とスピーディに感覚がつかめてくるかと思います。