「営業メールを書くのが苦手」というフリーランス仲間が少しでも楽になればと、営業メールを書く際に考えたほうがよいこと、すぐに使えるテンプレートをまとめました。
相手の求める人材像を見極める
営業メールを書く前に、企業の一覧をリストアップしたと思います。
まずメールを書き始める前に、もういちど送り先のニーズを確認します。
企業のWebサイトにある、求人欄を見ます。
なぜならそこには企業の求める人材像(人手が不足している業務)が書かれているためです。
求人欄を見て、相手の求める人材像と、自分のスキルとがマッチしているのかを確認します。
ぼくの場合だと【オウンドメディア運営・編集者(エディター)・ライター】あたりの文言があればマッチングしていると判断します。
また個人的には、Webサイトの雰囲気が固く【正社員募集】とだけ書かれている企業は優先度を下げた方がよいのかなと思っています。
営業メールテンプレートを用意する
営業メールはたくさん送りますから、時間短縮のためにテンプレートを用意します。以下に、自作した例を掲載します。
件名:
****
本文
┗相手に呼びかける
株式会社〇〇 ××担当さま
突然のご連絡、失礼いたします。
(ここは問い合わせ内容により変更)┗名乗る
フリーランスの〇〇(職業名を記載)として活動している〇〇(名前)と申します。
┗要件をつたえる(どんな用事でメールしたのか?)
┗募集への応募
┗募集はないが、困りごとがないか問い合わせ┗経歴・実績を手短に紹介(役に立てそうだと思ってもらう)
┗締めの文章
署名
┌ーーーーーーーーーー┐
┗名前
┗連絡先TEL:
Email:┗ーーーーーーーーーー┘
メール文書を構造化し、相手に呼びかける・名乗る・要件を伝える・実績を伝える、という項目にわけました。
営業メールの全文を一気に書くのは難しいので、書くべき項目を小さく分けていきました。ぼくの場合、いちどテキストエディタに全文を書いて、件名をコピペ→本文をコピペ→送信、という手順で行っています。
署名の部分は好みが分かれると思いますが、連絡先がわかればいいのでシンプルでいいと思います。
※『リクナビNEXTジャーナル』に署名テンプレ一覧が掲載されていたので添えておきます。
コピペで使える!メール署名テンプレート集20選と署名作成のポイント
営業メールの例文
実際に、とある企業にメールをした文章(一部を改変しています)です↓
株式会社〇〇 担当者さま
はじめまして、フリーランスの編集者・ライターとして活動している佐藤英太と申します。
この度は、×××××××の件にて
フリーライターとして応募したくご連絡さしあげました。私はフリーランスのライター・編集者として2014年から活動しており、
これまでに手掛けたジャンルは、住まい方・旅・語学留学・海外生活・田舎暮らし・ビジネス(BtoB営業)です。以下、主な掲載実績です。
▼—掲載実績(ジャンル・サイト名(URL))—▼
~ジャンル・サイト名・URL一覧を掲載~
また私自身のプロフィールを書いた記事もございます。
下記に添えておきますので、お手すきの際にご覧くださいませ。【佐藤英太のプロフィール】
http://eitasatou.com/about_me/何卒よろしくお願いいたします。
┌ーーーーーーーーーー┐
┗佐藤英太
TEL:□□□ー▼▼▼▼ー◎◎◎◎
Email:miyadeek@me.com┗ーーーーーーーーーー┘
営業メールは件名が重要!
メールを開封してもらえるか否かは件名にかかっています。
ふだん自分が受け取っているメールも、件名で見るか否かを決めていませんか。
件名を書く際は、相手の目に留まること(相手のメールボックスの中で目立つように)を目指して書くとよいでしょう。
『バズ部』に掲載されている下記の情報は参考になりました。
「目立つ件名/開封される件名」は、以下の4つのUによって構成されている。
- Useful:読者に価値(役立つこと)が伝わる
- Ultra – specific:具体性が伝わる
- Urgent:緊急性が伝わる
- Unique:魅力的である(目立つ)
まとめ
フリーランスは収入に波があることが特徴。
ブログやSNSの集客のみでは収入がピンチ!という場合の仕事獲得手段である「営業メール」。
ポイントは以下の3点。
・相手のニーズを見極める
・テンプレートを用いる(文書を構造化する)
・開封されやすい件名を考える
今月も生き抜いていきましょう(笑)