ジブン文章力なさ過ぎ…な人向けのトレーニング本の選び方【紹介アリ】

ジブン文章力なさ過ぎワロタ…トレーニングしなきゃヤバス…という方に質問です。
そもそも「文章力」ってなんだと思いますか?

文章力をトレーニングしよう! → 本を買おう!という意気込みは素晴らしいですが、そのまえに自分にとっての文章力を考える必要があります。

なぜかというと自分に合った本を買う方が効果的だからです。

ではどうすれば文章力について考えられるのか。
この記事ではその方法と、ぼく自身がぶつかった課題と、それに合わせて選んだ本を紹介します。

文章力を”場面化”する

まずは「文章力」を自分に合ったカタチに言語化する方法を紹介します。
それは文章力が必要だと思った“場面”を言語化することです。
やりかたは、次の質問シートに穴埋めをしていくだけです。

【文章力の言い換え質問シート】

Doing(考え):必要だと思った。

いつ:
どこで:
だれが:
なにを:※ここは文章力以外の言葉を用いる。
どんな風に:
なぜ:

これは英語でいう5W1Hの質問です(中学か高校で習ったと思います)。
この質問に答えると、自分が文章力を必要としている場面が具体的になります。

たいがいは仕事の場面だと思います。
ビジネスメールなのか、チャットなのか、企画か、日報か、プレゼン資料か、メルマガか、必要な場面は人それぞれです。

場面を具体的にすることで、自分に不足しているものが明確になってきます。

「文章力」だと思っていたものが、顧客に対するヒアリング不足だったり、文章構造を組み立てる力だったり、たんに改行の問題だったり、別の言葉に置き換えられていくはずです。

その上で、自らにあった本探しを始めましょう。
ここから先は、ぼく自身がぶつかった課題と、それに合わせて選んだ本を紹介します。

よい文章って、何だ?

まずは本の紹介から。
以降は、

・本の紹介
・場面の具体化事例

という順番で紹介していきます。

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ

この本は「読者が完読する文章」をよい文章という風に定義しています。
著者の唐木元さんによる「唐木ゼミ」というもの内容をベースが書かれています。
唐木元さんは『コミックナタリー』というニュースサイトの初代編集長です。

完読してもらうためにはどんな工夫をしたらよいのか?という観点から、文章を書く前の準備や文章を書いたあとの見直すべき点などが紹介されています。

この本を購入したときにのぼくの状況を場面化すると次のようになります。

Doing(考え):必要だと思った。

いつ:ポータルサイト運営の編集長を担当するとき
どこで:会社内
だれが:ぼく
なにを:目指すべき記事のカタチと執筆のルールづくり
どんな風に:自分が居なくなっても、その仕事が回るように
なぜ:仕事上、記事の質を一定に保つ必要があったから

ぼくの場合は「文章力」というよりも「どんな記事を目指すか?」というゴールと、そのためのチェック項目が必要でした。仕事ではこの本を片手に、執筆・編集のルールづくりをしていました。

ニュースサイトの編集長による、新入社員向けのトレーニング内容がベースなだけあって初心者向け、かつ実践的な本だと思います。

日本語の特徴を理解したい

日本語練習帳

日本語練習帳は、読んで字のごとく「日本語」の「練習帳」を目指して書かれた本です。
練習問題がついており、本を読んで学習を進めながら日本語のトレーニングが可能です。
細かい文章技法が書かれた本ではなく、日本語の基礎を学ぶことから実際に文章を書くトレーニングまでができます。

個人的には、日本人の全員がこの本を持っていてもいいと思うくらいです。

課題の場面化は次の通りです。

Doing(考え):必要だと思った。

いつ:編集指導の仕事を始める1月ほど前
どこで: 自宅で
だれが: ぼく
なにを:日本人として、日本語に対する教養
どんな風に:焦るように
なぜ:言葉を扱うことを生業にするものとして、自分の扱う言葉についてよく知るべきと思ったから。

この本は、編集指導の仕事を始めるにあたって「そもそも日本語についてしっかりと勉強したことないぞ」と思いたって購入しました。友人とFacebookグループを立ち上げて練習問題を問いてコメントし合うという風に利用しました。

めっっっっちゃ勉強になります。
「文章力?とりあえずこの本読んどけ!」なトレーニング本です。

文章って、そもそも何だ?

自家製 文章読本

文章そのものについて考えていくことを「滑稽な冒険」と称して、文章とはなんぞや、という問題に分け入っていく本です。文章力のトレーニングというよりは、文章そのものを探求していきたい人に向いていると思います。

せっかくなので、好きな一文を紹介させてください。

わたしたちの読書行為の底には「過去とつながりたい」という願いがある。そして文章を綴ろうとするときには「未来へつながりたい」という想いがあるのである。

いかがでしょうか。
なんか、グッときませんか。

本とは記録のこと。
本と触れることは過去とつながること。
そして文章を残すということは、いつかどこかでその文章は誰かとつながるということ。

この本は昭和59年の4月刊行なので、この本を読んでいるとき、その読者は昭和59年の4月時点の時空間とつながっているんですね。そういう見方です。でも本当のことだと思います。

好きを推しすぎた感がありますが(笑)、もしよかったらこんな本もありますよということで。

はい、こちらも本を手にとったときの課題を場面化してみました。

Doing(考え):必要だと思った。

いつ:編集学校の講座終了時
どこで: 自宅で
だれが: ぼく
なにを:文章そのものについて、先人の知恵に触れることが
どんな風に:好奇心の赴くままに
なぜ:文章ってそもそも何だろうかと考えを深めてみたかった。講座の内容をさらに落とし込んでみたかった

2015年ころに『イシス編集学』というオンラインの学校で編集講座を受け、編集とはなんぞや、文章とはなんぞや、ということを追求したくなりました。

そんなときに、知的好奇心の赴くままに手にとった本です。
文章力のトレーニングに即効性はないかもしれませんが、このような領域にも踏み込む人が増えてほしい願いもあります(笑)

まとめ

最後は好きなもの推しになってしまいましたが、課題の明確化&本選びの紹介は以上です。

そして今あなたかがすべきことは次の通り。

1.質問シート埋めて必要なものを言語化する。
2.アマゾンや楽天で検索をするか、書店へいき本を購入する。
3.本に書いていることを実践する

いたってシンプルです。
でも実際に行動する人は5人に1人とか、3割にも満たないとかいわれています。
つまり行動するだけで、7割くらいの人を出し抜けるということ。

やるかやらないか、答えは明確ですね。

※「どの本がいいかわからない」という方は、『日本語練習帳 (岩波新書)』を読んでみてください。

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ABOUTこの記事をかいた人

移動型のライター・編集者。3ヶ月〜1年スパンで拠点が変わる。得意ジャンルは旅・ライフスタイル・テクノロジー。インタビューが好き。 趣味は旅・読書・ランニング・喫茶店巡り。旅は、現地に紛れ込んでその土地の空気感を肌で感じ取るスタイル。